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WOWOWのドラマがDVD化されて、友人にすすめられたので、借りてみました。 …後悔した。 ドロドロしたドラマは苦手なんですが、 究極にドロドロしてました。。。 こーわーいー!! 三上博史扮する研究医が抗がん剤の特効薬を開発したところから始まるのですが、 誰にも信じてもらえないから病院から治験の許可がおりなくて、 家出した末期ガンの少女に投与して効果を立証する… って始まりに度肝抜かれました。 オイ!! 前臨床の試験報告書も論文もなし。 TK試験も用量決定試験もなし。 物理試験もバリデーションもなし。 治験届ももちろんなし。 被験者、未成年! すべてに無理がありすぎて、いろいろびっくりしました。 いくらなんでもさぁ。。。 データ盗んだところで論文じゃないなら、手間がかかって仕方ないだけだと思うです。 新薬として認定されるには、最低でも何かしらの論文が必要で、 論文書く暇があったら、その間にいろいろ手続きできてしまうので、 手続きしなかったらただの犯罪者です。 日本で認可されるためには開発時のデータが保証されていなければいけないから、 このやり方では新薬の可能性をダメにしただけになるです。 余計時間がカカルヨ。。。 こういうドラマを見ると、自分がやろうとしていることが間違っている気がするです。 面接のときに私がいつも言うのは、 「モニターがやりたいわけでもDMがやりたいわけでもなく、亡くなった友達を助けてあげられる薬を作りたいんです」 ってことで、 目的はモニタリングでもデータ整備でもなく、 製造販売承認をとることなのです。 そのために必要ならモニターでもデータマネジメントでもやるけど、 最終的な目的を果たすためにはモニターからやらなきゃいけないと思っているだけで。 医学や薬学が人間のエゴであることは百も承知で、 ガンによる死亡がなければ寿命は100を超えるだろうと。 そんな世界を目指したいんじゃないけど、 若くして亡くなってしまった人を助けられる薬ってやつは、 こんなふうに、世界を変えてしまうんだろう。。。 でも。 そんなものがないからこそ、選択肢を増やすために薬剤を作り続けるんだと思うのです。 パンドラの結末はどうなんだろう。 作った人はどうなることを望んだんだろう。 |
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